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2009/5/31 東京研修会「健康・生活の質」と「環境の質」の共生の視点で食育を考える」

 『「健康・生活の質」と「環境の質」の共生の視点で、食育にもとめられていること−行政の実績と限界をふまえて−』という演題で、厚労省生活習慣病対策室の栄養・食育指導官河野美穂氏(フォーラム正会員)に、近年の食と社会をめぐる現状、食育基本法、食育推進計画に基づく推進、栄養政策と食育推進の今後の展開と方向性について、公表されたばかりの食育白書の資料等を使い、問題提起をしていただいた。
 続いて、足立己幸(フォーラム理事長)が「食環境の概念をめぐって」と題して「健康・生活の質」と「環境の質」の共生の視点で、人間、食物、地域との関わり、食べる行動と食環境の多面的・重層的なかかわりなどについて、ワークショップの論点整理のヒントを提案した。
 それからは、参加者8名から12名で1つのグループを作り、自分たちが注目するライフステージでの現状や問題点とその対策等について、話し合い考えあうためのワークショップを実施。ワークショップ初体験の参加者も、付箋に自分の思いやキーワードを書き模造紙に貼り付けるうちに、グループ内での活発な意見交換に参加していた。閉会時間が迫るなか、学生グループから発表が始まり、最後の高齢者クループまで、それぞれのグループの意見を発表することができた。全く違う環境にいる参加者が、「健康・生活の質」と「環境の質」の共生という共通のキーワードで、短い時間ではあったが自分たちの課題や問題解決策を少しでも共有することができたようだった。と同時に、予定人数を大幅に超えた120名以上のワークショップを短時間で進めることの難しさも感じた。
(運営委員:高増雅子)
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